January 2009
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このとき俺が気づいたのは、自分が「たかが焼肉をだれかのために焼く」という程度のことですら、他人にしてやったことがなかったということ。そしてそんなくだらねえことを深...
– ★ 電脳ポトラッチ: 腐敗した世界に堕とされた人々
俺は人間関係から逃げるために「どうやったら人間のクズとしてだれにも相手にされないようになれるか」を15年ばかり追求してきました。結論はなにかあったらすぐに泣いて謝...
– ★ 電脳ポトラッチ: 腐敗した世界に堕とされた人々
今じゃなければ、さよならだ。
– The Whole World is peaceful.
この世界は暴力に満ちている。さまざまな形状の、さまざまな大きさの、さまざまな濃度の、暴力に。 私たちはそれを認識しなければならない。私たちはそれを肯定してはならない。
本当は運命などというものは存在せず、パターンなどどこにもないのかもしれない。あるのはただ、疲れた男が過去をふり返り、そこここの細部以外はすべて忘却しているために、思い出すという行為によってそれら貧弱な細部が一個の運命に仕立て上げられてしまう、といった記憶のからくりだけかもしれないのだ。のちに自分の子供時代を思い出しながら、アウグスト・エッシェンブルクは、運命とは単に忘却の一形態ではないだろうか、と自らに問うことになる。
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『アウグスト・エッシェンブルク』「イン・ザ・ペニー・アーケード」スティーヴン・ミルハウザー
安全な場所で味わう悲しみは、ある種の娯楽だ。
美には傷以外の起源はない。
– ト オ リ ア メ - 美には傷以外の起源はない。単独で、各人各様の、かくされた、あるいは眼に見える傷、どんな人間もそれを自分…
寂しいなあ寂しいなあ、誰でもいいから仲良くしてほしい、と思うことがある。あるけど、そういうときに寄ってくる人と無差別に仲良くするかというと、まずしない。友だちと思っていない人に親しげな態度をとられると、無遠慮に奇異な目で見て全力で軽蔑する。
私は寂しいという状態に習熟していて、致命傷にならない扱いを心得ていて、それを玩んでいるだけなのだ。
強制されてそれに従うのが嫌いで、抵抗するのも嫌いだ。どっちも面倒くさいし、うまくできないし、なんか怖いし、続けているとうまく息ができなくなってくる。 絶えず正しい呼吸のしかたを意識して、しかもそれがうまくいかない。そんなのは端的に不幸と言っていい。 それだから、あるときにあきらめた。自分にとっての限度を超えた強制に遭う機会をなるべく減らすために、「これらがまともな人生のパーツなのです」と喧伝されているものがしばしば手に入らないとしても、それは仕方がないのだと。 それに起因する経済的な不利や職業上の困難や個人的な不快感は、私にとっての不幸でない人生のために必要なコストとして引き受けなければならないと。
リスクというのは、損失の可能性があってもそれを取る価値がある選択肢のことだ。単なる失敗の可能性を指すのではない。
In your own language you are still working an act of translation
– 2009-01-11 - 空中キャンプ
まだ二十七なのに、何もかもが鈍ってしまった。上腕と太腿の筋肉がごっそり落ちて、まるで中年の身体だ。へらへら笑って、電卓を叩いて、嫌いな革靴を履いて、履くたびにそれを磨いて、馬鹿みたいだ。 僕の頭は駄目だ。小さい頃から使いすぎて、もう役に立たない。覚えられない。理解できない。大企業にもお役所にも勤めないなら、あんな受験なんかするんじゃなかった。あんなことですり減らすんじゃなかった。計算なんか早くたって無駄じゃないか。計算機があるんだから。 僕の頭だって、昔はよく切れた。何も怖くなかった。年を取れば取るほど有能になるんだと信じていた。自分は特別な人間だと思いこんでいた。僕は老いを知らなかった。 (老いについて。年下の友人のメールから。)
mimin:
“ある精神科医の書いた本を読んでいて、おもしろいなとおもったのは、病気が治りそうになると、治療にこなくなり、他の病院へ転院してしまう患者がいるということだった。 理由はもちろん、「このままだと本当に治ってしまうから」である。病気が治るのは、実はけっこうつらいものだ。 今まで、病気だということで免除されていたあれこれと、現実的に向きあわなくてはいけなくなるからである。就職はどうする。税金を払え。結婚をしろ。子どもは、家は、生活は。 それならば、いっそのこと病気でいいやと、つい考えてしまう人がいても、おかしくはない。病気はくるしい。しかし、治るのもけっこうしんどい。だったら、今のままでいいや。 これは、たしかに想像がつく。誰もがしあわせになりたがっている、というのは、たぶんまちがっている。幸福も、けっこうたいへんなのである。...