January 2008
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永遠じゃなかったそれを、
愛じゃなかった、と言われても、
どうでもいいよ。そう答えるだろう。
どうせ、ぼくは永遠には生きられない。
– 『旅先で会った犬』
「ところで、あなたは何と戦っているの?」 「『考えるのをやめろ』という声と、かな」 — 山田詠美『120%coool』
貧乏は甘んじて受け入れるが、貧乏くさいのは死んでも御免だ。 —山田詠美『ぼくは勉強ができない』
彼女は彼が彼女を欲することを欲する
彼は彼女が彼を欲することを欲する
彼に彼女を欲せしめるために
彼女は彼を欲するふりをする
彼女に彼を欲せしめるために...
– R・D・レイン
一生読書して過ごせたらどんなに幸せだろう。僕は七つの時分にはすでに読書の力を知っていた。この世界の仕組みは痛々しく、生きづらい。僕には一生読書して過ごすほうが向いていると思う。 そんな人生は、僕には与えられなかった。 ミシェル・ウェルベック『闘争領域の拡大』
ものごとの基本を着実に身につけるには、多くの場合フィジカルな痛みが要求される。 村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』
想像によってわかることは、私がコウモリのようなあり方をしたとすれば、それは私にとってどのようなことであるか、ということにすぎない。しかし、そのようなことが問題なのではない。私は、コウモリにとってコウモリであることがどのようなことなのか、を知りたいのである。 トマス・ネーゲル『コウモリであるとはどのようなことか』
「癒し」という言葉が安易なリラックス法のような使い方をされるようになって久しいが、痛みをともなわない癒しなど、本当は存在しない。 『思春期をめぐる冒険』岩宮恵子
ツールを作って使ったとたん、認知プロセスそのものが変化してしまうのである。したがって、先にプロセスを作って、それに合ったツールを提案する、という方法は取れない
– ヒトは繊細で多感な生き物だから:DESIGN IT! w/LOVE
蹴られるかもしれないし、つばをかけられるかもしれない。でも、それが何だというのだろう。 江國香織『思いわずらうことなく愉しく生きよ』
観覧車回れよ回れ想い出は君には一日(ひとひ)我には一生(ひとよ) 栗木京子
ねえ 明日、死んでしまおうかしら もどかしいことすべてのあてつけに スガシカオ『Thank you』
どうして女はこーゆーフリルのついたボーリョク平気で使うんだろ? 岡崎京子『pink』
愛は暴力なんだよ。汚い欲望だ。 萩尾望都『残酷な神が支配する』
分かってるのと許せるのと愛せるのはみんな違うよ よしながふみ『愛すべき娘たち』
もし彼が世界の縁からこぼれ落ちそうになったら、私が受け止めてあげようと、両手を伸ばす。 小川洋子 「再試合」 『夜明けの縁をさ迷う人々』
これは、汚らわしい芥、軽蔑すべき泥、軽薄な瓦礫、むごたらしい藻屑を、踏んだことのない足だ、と私にはわかった。たとえそうしたものを踏まざるを得ない時でさえ、宝石の靴を履いているかのうように歩ける人だ。自分に合わない靴は決して履かず、誰の指図も受けず、ただ思うがままの方向へ気高く歩き続けた足だ、と。 小川洋子 「ラ・ヴェール嬢」『夜明けの縁をさ迷う人々』
夜中疲れて走ってると、止まるという選択肢がどんどん見えなくなる。
– Twitter / arith: 夜中疲れて走ってると、
愛する人よ いつかは気づくだろう 僕のやさしさも、だんだん年をとる — くるり『男の子と女の子』
人類の究極の罪は想像力の欠如です。つまり、バカは罪だ。 『ザ・ワールド・イズ・マイン』新井英樹